この記事では失敗しないメンター選びのコツをまとめています。
私はネットビジネスでお金を稼ごうと決意した2017年から現在(2020年)までに、4名のメンターからコンサルを受けています。
それぞれのメンターに性格・ライフスタイル・考え方・価値観・実力・実績など違いがあり、本当に個性はさまざま。
そこで過去の私の経験から、どんなメンターの選び方をすればいいかを5つの項目にまとめてみました。
コンサルはかなり高額な商品なので、出来れば順調に成果を出したいですよね。
間違ったメンターの選び方をすると、時には失敗してお金を無駄にしてしまうことも…!?
またモヤモヤした嫌な気持ちが残ってしまう事もあるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

メンターを選ぶときのコツ
現在の自分のレベルに合っている
これは私が一番最初にコンサルを受けた時の失敗から学んだことです。
最初のメンターは、すでに10年以上インターネットビジネスで圧倒的な成果を出し、自動で毎月200万円くらいの収入を得ているような方でした。
ライフスタイルは、妻や起業家仲間と夜中までゲームをしていたり、グルメ活動や頻繁な旅行など、とにかく自由を謳歌していました。
つまり当時の私にとっては、理想的な成功をおさめた天上人のような存在です 笑
彼の発信でこのインターネットビジネスに参入し右も左もわからなかった私にとって、彼は憧れの存在であり、
コンサル案内が来た時は(半ばミーハーな気持ちもあって)速攻で申し込みました。
でも実際は、彼がアフィリエイトを実践し成果を上げていたのは8年以上も前のこと。
現在は泥くさいアフィリエイトからはとっくに卒業し、情報発信を中心に活動していて自動収入を得る仕組みを作って稼いでいたんですよね。
コンサルを受ける当時の私と言えば…
「アフィリエイトって何だろう?」
「どうやって稼ぐのかな?」
「サイトってどうやって作るの?」
など、とても初歩的な事を学ぶ段階だったんですね。
メンターはそのあたりの具体的な作業内容よりも、抽象的な話が多かったです。
もちろん、ためになる素晴らしい話なんですけど、
「じゃあ、今日のどの作業に役立つの?」っていう感じで全然進まなくて…
あまりにもレベルが違い過ぎて全く噛み合わないという状況になってしまったんです。
たとえば、今から仏門に入ろうかと考えている人が、急に釈迦の弟子になったみたいな感覚でしょうか。
好きや憧れも大切かもしれませんが、自分や相手の現在のレベルをよく把握する事はとても重要です。
実績より指導者としての実力

実績はもちろん無いよりはあった方がいいですが、実績だけで決めるのは少し考えた方がいいかもしれません。
メンターの実績よりも大事なのは、現在のあなたの実績・レベル・状況を話した上で、
そんなあなたの状況に合わせて指導ができるメンターであることの方が重要だと思っています。
これは私の起業仲間から聞いた話ですが、
ブログアフィリエイトで月収400万円を稼ぐような実力者でも、実際に習ってみると教え方がいまいちだった…ということもあるそうです。
アフィリエイターとしての活動をメインにしている人は、もしかしたら人をサポートする訓練や勉強に力を入れていない場合があるのかもしれないな~と思いました。
もしくは教える事に向いていないとか…
事実、優秀な人(実績がある人)が指導者に向いているとは限らないんですよね。
私は学生時代に家庭教師をつけていたのですが、
親としては当然、高学歴の人(実績のすごい人)を雇おうとするのです。
ただ、高学歴の人の教え方ってわかりにくい事が正直多かったです。笑
あまりにも優秀すぎるからでしょうか。「KEIKOちゃんは当然この程度は理解している」という前提で話を進めてくるので、授業を受けても全くわからないのです。
レベルが高すぎて出来ない人の失敗や理解不足に、共感や理解がしにくいのかもしれませんね。
スポーツなんかも見ているとよくわかりますが、
野球やサッカーで『名監督』と言われるような人が、現役当時スタープレイヤーだったとは限りませんよね!
大相撲でも、横綱を育てた『親方』が現役当時は前頭十三枚目で、受賞歴は”0”なんてこともあります。
つまり、実績と指導者としての実力というのは全くの別物なんです。
起業当初から順調に成果を上げたものすごい実績を持っている人よりも、むしろ少しどん底を経験したような人・稼げない期間が長かった人の方が、
初心者の気持ちに寄り添えることの方が多いのではないかと思います。
ライフスタイル

ネットビジネスで成果を出しコンサルタントとして活動をしている人は、ある程度の自由なライフスタイルを手に入れています。
朝から晩までいつでもPCの前にいるとは限りません。(あなたもネットビジネスで成功したら、自由な時間を楽しみたいですよね^^)
でもだからと言って、ライフスタイルがあまりにも違い過ぎる人はオススメしません。
先ほど紹介した最初のメンターは「自由をとことん楽しむ!謳歌する!」というライフスタイルだったので、
コンサルを受ける中で困った事は、連絡がつかない・返信がなかなか返ってこないという事でした。
頻繁に旅行やお出かけをされているので、しょうがないかもしれませんね。
今思えば、あれだけ自由気ままなライフスタイルを送っているのだから、コンサルを受けたらどうなるか、だいたい想像できるのですが当時はわかりませんでした。
その頃の私は右も左もわからず、教材を読んでもチンプンカンプン。
質問に対してのメンターの回答を待っている間、別の事をして先に進める。という事が出来ないような状態で…とても不安な毎日を過ごすことになりました。
この経験から、仕事を全くしなくても自動でお金が入ってくるような、ハイレベルの起業家は初心者のメンターには向いていないと学習しました。
あとは完全夜型の人も私のライフスタイルとは合っていないので、どんなに素晴らしい発信をしていて好感が持てたとしても、メンター候補からは除外しています。
コンサルは数か月~1年程度の長期間で契約する事が多いので、ライフスタイルにあまりに大きな違いがあると何かと支障が出てきてしまいます。
発信や問い合わせなどで、しっかりチェックしてみましょう。
性格・人柄・価値観
性格的に自分に合っていそうな人をメンターに選ぶ事は大前提です。
話やすそう
気が合いそう
優しそう
善良な人
家族想い
明るい
ユーモアがある
など、その人の発信を見ていると、なんとなくの性格や価値観ってわかると思います。
また、話やすいという事もとても大事な条件になりますね。
メンターとはSkypeなどの音声でやり取りする事が多くなると思うのですが、会話がテンポよく続かないとストレスや不安を感じやすいかもしれません。
メールでは話しやすかったのに実際に話してみたらスムーズに会話が進まない。ということも結構あります。
なので出来ることなら、コンサルを受ける前に事前に通話が出来たらいいですね!
無料Skype相談など、直接会話ができる企画などがあれば、必ず利用するようにしましょう!
日常生活でも価値観や性格が合わない人とは、コミュニケーションがとりにくいですよね。
コンサルを受けるとなるとコミュニケーションがとても大事になるので、必ず押さえたいポイントです。
そして少しでも「ちょっと違うかも…」と感じる部分を見つけたら、コンサルを申し込むのはやめた方が無難です。
あなたの勘はおそらく当たっています 笑
たとえば、
・厳しそう
・ハッキリものを言う人だな
・少し攻撃的な発信をしている
・気難しそう
・なんだか怖そう
などなど、
少しでも「嫌だな」とか「不快感」を感じる人には絶対に頼まないようにしましょう。
ちなみに上記の人がメンターとして悪いというわけではなくて、あなたが不快感や違和感を感じる人ならば止めておきましょうという事です。
人当たりが良くて優しい=良いメンターというわけでは決してないし、
あなた自身が「ハッキリ間違いを指摘してくれたり厳しいくらいの方が、私はやる気が出る!」という場合もあると思いますから。
直感

直感はだいたい正解です。
あなたが直感で「この人だ」と思ったのなら、おそらく良いメンターになってくれると思います。
要は好きな人を直感で選ぶという事ですね。
私はビジネスに限らず、なんでも自分の好きなもの・信じたものを選ぶことが一番だと思っているので、
どんなに評判が良くてもどんなに実績がすごくても「この人好きだな」と直感的に思えないと、コンサルを申し込みません。
ネットビジネスは数日必死に作業して、すぐ目に見える成果が出るというようなものではなく、まず最初の成果を出すまでに数か月。という長期戦になります。
その間、モチベーションが下がる日も、不安に押しつぶされそうになる日もあると思います。
そんな時に、好感を持てる人や信頼できる人と一緒に進めると、不思議と勇気も湧いてくるものです。
ただ、親切なコンサルタントは山ほどいます。
みんな「初心者向け」「親切・丁寧」をアピールしているし実績もあるので、結局どの人にメンターになってもらえば良いかわかりませんよね。
だからこそ直感で「好きだ!」「この人だ!」と思える人にお願いするのが、私の最終的な決め手になっています。
でも一点、注意として
「すごい大好き!好きすぎる!」
「めちゃくちゃ憧れている!」
というくらい好きな人には、私は行かない方が良いと思っています。
コンサルってそのメンターの時間をお金で購入しているわけであって、
今までのように発信を見たりセミナーに参加したりして、その人を少し離れたところから眺めていた時代とは違い、そのコンサル期間はとっても近い距離にいられるんですよね。
だからこそモチベーションも上がる反面、少々のギャップで萎えやすいような気がするんです。
だから、
好感は持っていてとても信頼しているけど、大好きすぎない・憧れすぎていない。
この程度が良いんじゃないかな~と思っています。
積極的にコンタクトをとる

「この人にメンターになってもらいたいな」と思う人を見つけたら、いきなり申し込まずにまずコンタクトをとってみましょう!
最終的に相性や人柄を見ていくので、直接のやり取りで確認するのが大きな失敗を防げます。
そもそもメンターの方も、全く関りのなかった人から「メンターになってください!」と申し込まれるよりは、事前にやり取りがあった方が安心します。
メンターにも選ぶ権利はありますから、事前のやり取りで「自分とは合わなそうだな」と思ったら『コンサルを断る』ということも、もちろんあります。
好感も信頼もどちらか一方よりも、どちらも感じていた方がいいですよね。
メッセージのやり取りの中で直接通話できる機会に恵まれたら、ぜひお話してコンサルについての疑問や不安をしっかり聞いたり、お互いの相性を確認してみましょう。
おわりに
大前提として『メンター=稼がせてくれる人』と思わない方が良いです。
これを勘違いしている人は確実に、と言っていいほど成果が出ないと思っています。
「高額コンサルに入ったのだから、確実に稼がせてもらえる!」
この考え方は『メンター(コンサルタント)が自分を稼がせる』という、メンターが主体の考え方なんですよね。
このような考え方をしている人の共通点としては、「稼ぎたい!」という割に行動が伴わない傾向があります。
メンターは信頼できる指導者であり伴走者です。
自分よりも少し先を行く先輩なので、当然成功も失敗もたくさん経験していますから、的確なアドバイスをくれるはず。
でも、いくらメンターが的確なアドバイスや指標を示してくれても、あなた自身の行動が伴わないと絶対に成果は出ないのです。
稼ぐのはあくまでも、あなた自身です。
「高額コンサルに入ったのだから、確実に稼げるように(私が)頑張ろう!」という、自分主体の考え方をしていると良いですね!
それを踏まえた上で、ここで紹介した5つのポイントに気を付けて、自分に合ったメンターを探してみましょう。